ウールブレスのはなし その壱
すたっふ I です。
今回は当社の一押し商品で、社長が東京のエコプロダクツでもプッシュ中の
『羊毛断熱材 ウールブレス』 のお話しをしたいと思います。
自分達が初めてのお客さまにウールブレスの商品説明をさせて頂くと、いつも
聞かれるのが「袋に入ってなくてだいじょうぶ?」「湿気を吸って重くなってドサッ
と落ちてしまうんじゃないの?」てなことですね。
返答としては… 大丈夫です!!
ウールブレスは質量の約35%で湿気を吸ったり吐いたりします。
壁全体で考えると相当な実質量になるのですが、ウールは一部で吸った
湿気を全体のウールへと伝え調湿させるため一部分だけで相当な重さに
なったり、タッカーが外れてしまって落ちてしまったりということはありません。
たとえば、
上の写真はムラモトの会社のウールブレスのストックヤード&出荷場です。
ご来社頂けるお客様に施工した所をみてもらおうとその脇の壁面にウールブレス
を設置してみました。(わたくし、すたっふ I が!)
見て分かるように半屋外です。雨の日も、風の日も、はたまた雪の日も…
ウールブレスくんは、じぃーっと耐えて?おります。
重くなって落ちる気配すら感じさせません。 もちろん密閉した状態ではない
でしょうが、写真の状態はすでに1年以上経っていますよ。
でも、仮にこれが「袋に入っていないGウール」だったらどうでしょうかね…。
ムラモトが大儀としている「長持ちのする家づくり・超寿命の住まいづくり」には
自然の素材を利用すること&建物を呼吸させてやることが不可欠です!
自分たちが推奨する『流季の家』の考え方にも、しっかり入っていますよ、
1、国産材・県産材を使う
2、手刻みで建てる
3、真壁工法
そして、
4、透湿・調湿する壁で構成すること!!
絶対です!!
素晴らしい考え方だと思います!
私も共感いたします!!
Mさん、ありがとうございます。
「長持ちする家をつくる」 これから住宅建築に関わる方
すべての人が考えていかなければならないことではない
でしょうか!大きくは地球のためにも…。 すたっふ I