「木」は二酸化炭素(CO2)を吸収し、酸素(O2)を排出して、炭素(C)を貯えることで、結果的に「二酸化炭素」を「木」の中に「炭素」という形で閉じ込めています。 これを「二酸化炭素の固定化」といいます。木は、環境コストパフォーマンスに優れています。

株式会社ムラモトは、地球に対する環境負荷を考えたときに、その重要度では上位に位置づけられる「木材販売」を生業としてきました。昨今の「森林破壊の元凶」(誤解です)といわれている職種です。しかし、「木材を利用すること」が地球環境を悪くしているなどと、ある一面だけで判断しては「木」の持つすばらしい力を利用する上で非常に短絡的です。

「木材を正しく利用する事」で、地球上の二酸化炭素を長期的に固定化できるだけではなく、森林を適切な期間で植林から伐採までを繰り返す事によって、山が若返り活性化できます。

当社は、木材販売のプロとして、「木を使う人」「木の家に住む人」「木が育っている地域、そこに住む人」すべてに対して、適切な更新を可能とする資源である「木材」を、地球環境にプラスとなるような使い方を提唱し、実行していきます。

また、現在問題となっている「シックハウス症候群」「欠陥住宅」なども、「木の正しい使い方」によって解決できる事も認識してもらう努力をします

 

具体的販売方針

日本で建築される木造住宅においては、住む人にとっても、住宅そのものについても、梅雨時期から夏季の高温多湿「夏型結露」と、冬季の比較的暖かい地域だが外気との気温差で起こる「冬型結露」の問題に、いかにストレスなく暮らしていけるかがテーマだと思われる。つまり『湿気』との付き合い方なのである。

 

木材販売においては

  1. 1.腐朽菌、シロアリに強い「能登ひば」「青森ひば」「米ひば」を桁下すべてに使っていただく。
  2. 2.寸法安定性に優れた、乾燥材の扱いを大幅に増やす。
  3. 3.壁体内の湿度調整・『湿気』との付き合い方に欠かせない羊毛断熱材を普及させる。
  4. 4.外壁、内壁、天井、床すべてにわたって高品質の無垢内装材を供給していく。
  5. 5.木材のみならず、住宅部材全般に高品質のものを供給していく。
  6. 6.上記のことを達成できるように日々の研究、開発に努力する。