ムラモトひとり言

悪徳建設業者の見分け方

 

刺激的タイトルだ・・・
あくまで独り言ですよ〜(^^;)

 

「しっかりしている建築業者だと思って安心していたのに、まさか・・・」
「大手住宅メーカーだからまさか手抜き工事をするなどとは、まさか・・」
その「まさか」になってしまう建て主が最近とても多いのです。 信じるものは救われるはずなのですが、悪質な業者はまだまだはびこっております。 そして何千万の大金を支払い彼等の餌食になってしまうのです。
この章では、長年の木材業という商いを通じ様々な経験を生かし、良くないと思われる業者の選び方のポイントを教えることにしましょう。(いろんな方の意見も参考にしています)

 



1、現場で仕事にたずさわっていない業者

仕事をとっても、そのすべてのものを下請けに仕事をさせて自社自らは何もしないという建築業者が多いです。(いわゆる丸投げ)自分で仕事をしないので頭の中は「金、金、金・・・」搾り取ることしか考えていません。
また、小さな業者なのに、親方(経営者)が現場に携わっていない業者があります。親方がゴルフ等をして遊び回ったり、パチンコにいったりしています。最近は不況でゴルフをする親方もあまり居ないと思いますが、そんな親方の姿を使われている大工さんが見たらどうでしょう。仕事に対する姿勢もやる気がなくなり、良い家を建てようと思いません。親方が遊び回っている費用も、そこで建物を建てた人が支払っているのです。それと較べると、親方が現場で目を光らせているところは、使われている大工さんの仕事にも張りがあり、質の良い仕事をしてくれます。

 



2、住宅展示場を持っている業者

住宅展示場は何のためにあるのでしょうか?

 

モデルハウスとか言われていますが、家をたてる人にイメージを植え付けるものです。モデルハウスと同じものが自分の欲しい家であるとは限りません。

 

住宅展示場はお客を引き付けるための住宅メーカーの商法なのです。

 

自動車のディーラーと同じ様なものですが、車は展示場にあるものと同じ物を手に入れることができますが、住宅は「同じようなもの」しか手に入れることはできません。実はこの「同じようなもの」というところに大きな落とし穴があるのです。この話は長くなりますのでまた別の章でお話させていただきます。

 

その住宅展示場は維持をするのに高額な費用がかかります。都心に近ければ近いだけ地代が高いので維持費が高くなります。その維持費もそこの業者で建てた建て主が支払っているのです。最近は不況なため住宅展示場に来場する人が激減しております。現在はその住宅展示場を維持する費用が負担になっているのです。一部上場企業の住宅メーカーでさえ倒産すると言う噂が流れている時代です。今や住宅展示場が住宅メーカーの経営を圧迫しているのです。良い住宅を建築する事より資金繰りの方に頭が行っているかも知れません。
住宅展示場は金食い虫ですが、業者にとって一つの営業戦略です。建て主にとっては維持管理費の肩代わりをさせられているだけで何もメリットはありません。

 



3、不動産屋の仕事をしている業者

不動産屋に頻繁に出入りしている業者はやめましょう。 建て売り住宅を主に手掛けているため、仕事内容のレベルが低いのです。 「欠陥住宅なら任せておけ」(失礼)タイプの業者です。 そのような業者にレベルの高い仕事を期待しても無理な話です。

 



4、先行きが心配な業者

経営者や現場監督等が高齢で、後を継ぐような人がいない業者は避けた方が 無難です。 高齢になると何でもそうですが根気がなくなります。 建て主さんは「必死の家づくり」です。しかし高齢の人と打ち合わせている と不満が生じてきます。新しい考え方や新商品の知識もなく、打合わせにも気合い が入りません。

 

小さい工務店がだめだといっているわけではなくて、かえって親子2〜3代にわたって仕事をしているということは、黙っていても信頼の証なのです。5年後、10年後のアフターケアのことも十分考えましょう。

 



5、住宅メーカーの代理店の業者

住宅メーカーでも直営施工と代理店施工があります。

 

大手住宅メーカーに建築を依頼したつもりだったのですが、よく調べると実は「販売代理店と契約していた」という事があります。 直営施工なら建物に何かあったときは住宅メーカーが責任をとってくれまだ安心だと思いますが、代理店方式の住宅メーカーに工事を発注・施工すると 問題があります。代理店が施工不良をしても、代理店は住宅メーカーにとっては資材を購入してくれるお客であり、クレームが発生したときは代理店まかせでなかなか対応をしてくれません。

 

これは本当にあった話です。
あるきっかけから基礎工事に重大な欠陥がある事を発見しました。建て主は 施工した代理店にクレームで直すように交渉しました。建築してから5年も 経っているため代理店は良心的な対応をしてくれませんでした。
代理店に誠意がないならと住宅メーカーに掛け合いました。最初はノラリクラリと対応していましたが根気強く住宅メーカーと交渉した挙げ句、やっと基礎工事の補強工事をしてくれる事になりました。ここまで来れたのは建て主のしつこいまでの交渉があったからなのです。普通の人なら多分諦めていたでしょう。 有名な住宅メーカー代理店でもこの程度なのです。

 



6、ドンブリ勘定の見積りを出す業者

建物の金額は、外装・内装などの仕上げ材を決め、使用部材の数量と施工手間の積み重ねと必要経費の合計で決まります。その計算式は見積書に明記すべきなのです。ところが未だに1式=・・・円と金額を明確に表示した見積書を提出しない業者があります。このような時代遅れの業者には仕事を依頼しないほうが良いでしょう。大手住宅メーカーの見積書もほとんどがどんぶり勘定です。多分、家を建てるとどれだけの利益があるのか知られるのが恐いのでしょうか?ちなみにしっかりした設計図があるなら2〜3社の業者から見積もりをとってみると金額の見積もりの仕方と、金額の差がわかります。しかし、金額だけで見積もりを競い合わすと、知らない間に内容が変わっていたり、質の悪いもので見積もられていたりするので、しっかりした設計をして、管理してくれる人に託さなければなりません。

 



7、職人さんの出入りが激しい業者

職人の出入りが激しいかどうかで工務店を見分けるのは、その工務店で初めて家を建てる人は分からないと思います。
職人の出入りが激しいということは、その工務店のカラーがいつまでも出せませんし、技術力も一定しません。前に建てた物と今建てている物とに、表面上はわからない中身の技術力の差がついてしまうのです。

 

工務店の中にはマトモに仕事をした大工さんや下職さんに正当な賃金を支払わないところがあります。要するに賃金カットです。このような工務店は程度の良い職人は寄り付きません。程度の悪い職人集団になってしまうため良い仕事は期待できません。職人の対応(挨拶、現場の掃除等)を見ればよく分かると思います。

 



8、建てた家を見せてくれない業者

すでに建てた家をなかなか見せてくれない業者があります。建築後のアフターケアが良ければ快く見せてくれるはずです。それを見せてくれないのなら 建て主とのトラブルが考えられます。業者の体質に問題があるはずです。

 

逆に、建物はいっぱい見せてくれるけど、建物の話はそこそこに、仕上げの色や形、家具などの調度品、キッチン、ユニットバスなどの設備品の豪華さを強調etc・・・直接住宅の中身と関係ないことばかり強調する業者も要注意です。

 



9、契約を急かせる業者

不況のため着工棟数が激減しております。 赤字決算の建築業者が増えております。そのため大手業者も必死です。数字をあげるために契約を急かせる業者がとても多いのです。打合わせをして一週間も経たないうちに間取りと見積書を持ってきます。そして考える間もおかず、契約を催促するのです。こちらがはっきりしないと上司と同行して「100万円値引きしますからこの場で契約してくれ」等と言うのです。もっとひどいケースは購入する土地も決まってないのに、「建物の契約だけでも」と契約をせまる大手業者もあります。朝夜、休みの日も、仕事場もかまわずしつこいぐらいの営業攻勢、でも彼らにとってはたいしたことではありません、だって数百万の儲けのためですもの。「ナリフリかまわず」の世界で困ったものです。

 

某ハウスメーカーなどでは、たった3回の打ち合わせで契約を取れないセールスマンは、「だめセールスマン」の烙印を押されるそうです。

 

 

 

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