塗り壁考察

こんにちは大です。

大分気温が下がってきましたね。温度差が結構あるので体調管理をしっかりしていきましょう。

 

今回も前回に続き、塗り壁に関しての豆知識を書いていこうと思います。

 

今回は、新型コロナウイルスの萬栄によって注目されてきている、塗り壁の持つ菌を死滅させる作用についてです。

 

まず初めに前提として、除菌・抗菌・殺菌・滅菌、良く使われるこれらの違いからいきましょう。

 

除菌は菌を減らす効果の事です。

これの注意点は完全ではなくても、減らす効果さえ認められれば除菌と言えるという事です。

 

抗菌は菌の繁殖を抑える効果の事です。

菌を殺したりするわけではなく、あくまで菌が住みにくい様にするという事です。

 

殺菌は菌を殺す効果の事です。

これも範囲の定義が無く、完全でなくとも菌を殺す作用さえあれば殺菌となります。

 

最後に滅菌とは、全ての菌を死滅させることです。

これは有害・無害関わらず、全ての菌を殺す状態です。

 

自然素材の塗り壁には主に抗菌・殺菌効果があると言えます。

これの原理としては、塗り壁が、というよりも含有されている消石灰の効果が一番だと言われています。

 

まずウイルスというのは、核となる情報遺伝子があり、それを包む様にタンパク質でできた殻が覆っている状態になっています。

これを死滅させるには、このタンパク質の殻を壊さなくてはいけないのです。

 

消石灰はアルカリ性であり、タンパク質を溶かす効果があります。

これにより殻を無くしたウイルスは死んでいく、という事です。

 

今、多くのメーカーが我先に、と新型コロナウイルスへの効果をうたいはじめています。

中にはすでに新型コロナを死滅させる、とはっきり言っているものも出てきています。

 

ここで一つ注意なのが、新型コロナウイルスでのそういった実験を経てうたっている、と思う人が多いかと思います。

しかし現段階で、新型コロナウイルスの菌を使用した実験などできるはずがありません。

これは、新型コロナウイルスに遺伝子情報が非常によく似たウイルスを使って実験した結果なのです。

そこはひとつ注意しなくてはいけないポイントです。

 

と、今こうして書いてはいますが、僕も効果はあると思っています。

上記している様に、基本的にウイルスはタンパク質の殻でおおわれている事は変わらないからです。

そのタンパク質に効果がある事は間違いないと思いますので、抗菌・殺菌効果はあると考えられます。(絶対、とは言えませんが)

 

なんにせよ、早くコロナがおさまってほしいものです・・・。

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