今年も始まります。
西暦717年に福井の僧泰澄が白山に登拝し、翌年山頂に奥宮を祀りました。
後に登拝のベース室堂に祈祷殿が建てられ今日に至ってます。その祈祷殿が
開山1300年を契機に一昨年から50年ぶりに建て替え工事を行ってます。
完成予定は今年9月。外部に使用した能登ヒバの板が神々しく登山者はおのず
とお辞儀をして行かれます。室堂は標高2400mの高地なので、空気も薄く
冬は人を寄せ付けず、夏でも夜になると寒く石油ストーブを使わなければ過ご
せません。
5月になり大工さんの作業小屋では内部造作材の仕上げに掛ってます。ヘリ
コプターによる荷揚げは6月20日頃を予定しているそうです。
今年は例年になく雪が少なく室堂のスタッフは夏の水不足が心配との事。
「室堂クラブ」さんのページに今年に写真が幾つか有ったのでお借りしました。
この写真は今年4月16日の様子です。右の側面に雪がビッシリ。
これは5月8日、鳥居が大きく見えるようになりました。
5月14日になり鳥居の足元が現れました。
by.磐根